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妊娠中に鬱になった時

医者

妊娠中のうつは軽視してはいけない

妊娠中というのは、体の変化に伴う不安が精神的な不安と結びつきやすく、それが妊娠中うつに発展しやすいという可能性を秘めています。少しでも精神的な不安を感じたり、気分が塞ぎ込みやすくなった時には、できるだけ早く精神科もしくは心療内科の診察を受けることが好ましいです。早い対策がうつ病の重症化を予防することにつながるからです。女性の場合、妊娠中から産後にかけては精神的に不安定になりやすいです。統計によると女性の5人に1人はうつ病を発症すると言われています。この時期のうつ病は放置していると重症化しやすいこともあり、早期に治療を開始することが大切なのです。特に、産後は待ったなしで子育てをしなければならないので、自分のことが後回しになりがちですが、まずは母親の精神的安定を図ることで、子供に対しても良い影響を与えると考えられているのです。では、妊娠中うつはどのような治療法が必要なのでしょうか。まずは医師に現在の状況を話し、精神的な問題を取り除くための環境を整えます。配偶者がいる場合には、可能であれば診察の際に同席してもらうようにしましょう。夫婦で診察を受けることで、今後の対策を立てやすくなります。周囲によるサポートはどのようなものが必要でどのようなサポートが得られるのかを明確化すると、妊婦や産後の女性の精神的負担を軽減しやすくなります。今日では、妊娠中や授乳中でも利用できる治療薬があるので、医師の指導に従って服用することで、暗鬱とした気分を改善することができることがあるのです。

妊娠中の女性が妊娠中うつを発症しやすい理由の一つに、女性ホルモンのバランスが大きく変化するため、その影響を受けて心理的な問題を抱えやすい状況を作りやすくなるのです。妊娠や出産というのは人生において素晴らしいことではあるものの、出産や将来の子育てに対して不安を抱きやすい時期でもあります。そのため、小さな不安が蓄積されてうつ病を発症してしまうのです。もし、妊娠中に気持ちが沈みやすくなり、睡眠障害や食欲不振の症状が現れたら、どんな小さなことでも精神科もしくは心療内科へ相談することが大切です。医師に話を聞いてもらうだけでも心理的な負担が軽減されることがあります。また、家事などの日常的な負担は、配偶者や家族に分担してもらうことができれば、心理的な負担を取り除き、出産に向けて前向きに生活をすることができます。特に重要なことは、周囲の協力を得て妊婦さんの精神的な負担を軽減することにあるのです。妊娠中うつは産後うつにつながるリスクを孕んでいます。妊娠中にうつ病になったものの、放置してしまった結果、産後に病状が悪化するケースもあるので、妊娠中うつを軽く考えてはいけないのです。妊娠中は胎児への影響を考えて投薬治療を敬遠するという方が多いですが、最近では母体と胎児に影響を与えにくい薬も開発され、安全に服用することができます。投薬を拒否するよりも、うつ病が胎児の発育不良に与える影響のほうが大きいことから、できるだけ早い段階でうつ病の症状を医師に相談することが何よりも大切なことであります。